仏法と科学からみた感染症
650円
危機の時代を生きる――目次
序に代えて
第1章――人類はウイルスとどう向き合うか
山本太郎 長期化するコロナ禍で模索する「新しい共感」
石 弘之 感染症は環境問題 思いやりの精神が持続可能な未来をつくる
近藤克則 身体的距離は保ちながらも、人とのつながりを切らさない
詫摩佳代 グローバル時代の感染症に「国際協力」で立ち向かう
山本典生 ウイルスからの「挑戦」には人類の知恵と絆で「応戦」
佐々木諭 逆境に立ち向かう力は地域コミュニティーに
岡部信彦 正しい情報見極め「正しく恐れる」
第2章――人間と生命の可能性を問う
中村桂子 38億年の間、変化に対応し、存続してきた生命の力信じて
佐藤健人 ウイルスを臨機応変に攻撃する絶妙な「免疫系」のシステム
髙田礼人 新型コロナのパンデミック 乗り越える鍵は皆が地球規模で考えること
岡田美智男 〝弱いロボット〟が教える豊かな関係性のあり方
佐藤弘夫 コロナ禍で迎える震災10年――問われるのは一人の「生き方」
第3章――危機の時代を生きる
磯田道史 災害と災害の「間」を生きる ゆえに「準備」を常に怠らず
寺島実郎 「小さな幸福」に留まらず、「大きな希望」育む社会へ
安部龍太郎 歴史の視点で見るコロナ禍 「エゴ」や「敵意」の克服が鍵
酒井吉廣 コロナ禍の国際社会で求められる「利他の精神」
佐藤卓己 「SNS時代」に求められる、あいまいな状況に耐える力
帚木蓬生 「答えの出ない事態」をじっくり見つめる能力
第4章――コロナ禍の「多様なリスク」と戦う
碓井真史 多様な不安を受け止めて、共感を示すことから始める
駒崎弘樹 家庭内の困難は抱え込まず「助けて!」とヘルプシーキング(援助希求)を
渡辺武達 世界を翻弄する情報パンデミック
開沼 博 コロナ禍で見落とせない「多様なリスク」への視点
湯浅 誠 今日をしのぎ 明日を開く コロナ禍の長期化に立ち向かう
二神 透 コロナ禍における複合災害への備え 求められる「利他的意識」
毛受敏浩 「情報不足」と「仕事」――在留外国人が直面する悩み
木村泰子 コロナ禍の中で学ぶ皆さんは〝かわいそうな世代〟ではない
後記
1、本書は、「聖教新聞」に連載された「危機の時代を生きる」から
26人のインタビュー等を収録し、加筆・修正したものです。
1、各節の冒頭に掲載年月日を記載しました。
1、時系列等は新聞掲載時のものです。
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