評伝 牧口常三郎 ―創価教育の源流 第一部―
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凡例6
第5章 学会組織の再建
1 一人立つ
敗戦直後/通信教授を始める/厳しい経済状況の中での出版活動/〝創価学会〟として再建
2 子どもたちに希望と勇気を
19歳の池田大作との出会い/『冒険少年』を創刊/『少年日本』に改題
3〝不二〟の弟子
東京建設信用組合/業務停止の命令/逆境の最中にあって
4 大願に生きる
信用組合の解散/会長就任への道程/晴れ渡る五月三日/広宣流布への三つの布石
[コラム]〝地球民族主義〟の第一歩
第6章 後継の育成
1 青年が立ち上がる
御書等の講義と個人指導/正宗僧侶と膝詰め談判/〝大楠公〟と〝五丈原〟
2 校舎なき大学
〝戸田大学〟/朝の講義/華陽会・水滸会・東大法華経研究会/恩師『価値論』の補訂版を出版
/武蔵野の大地に〝創価教育の城〟を
3〝人間共和〟の組織
庶民の味方となって/全国展開で会員を拡大/青年部に参謀室を置く/文化部と渉外部を設置
/学校設立を心に秘めて
[コラム]豊島公会堂
第7章 願業を達成
1 険難の道
関西の常勝の大城を/不当逮捕の真相/三人の国会議員が誕生
2 障魔の嵐
大阪の参議院補選に候補擁立/炭労問題と学生部結成/理事長・参謀室長が逮捕される
3 広宣流布の精神を永遠に
原水爆に対する声明を発表/次の七年間で三百万世帯達成を/追撃の手を緩めるな
/〝五丈原〟の歌に送られて
[コラム]弟子の誓い
付録 1「略年譜」
2「単行本・論文・巻頭言等」
3「講義・講演・講話・質問会などの記事」
あとがき
凡例
1、本書(上下二巻)は、月刊誌『第三文明』(2014年8月号~16年10月号)に、27回に
わたって連載した「創価教育の源流――第二部 戸田城聖」をまとめたものである。
2、編集に際しては、章と節を設け、新たに判明した事実を補足した上で、加筆・訂正を行った。
3、本文および注に示した以外の参考文献は、各節の末尾に提示した。
4、本文中の表記について
イ『牧口常三郎全集』(全10巻、第三文明社、1981~96年)は、『牧口全集・第3巻』等と略す。
ロ『戸田城聖全集』(全9巻、聖教新聞社、1981年~90年)は、『戸田全集・第3巻』等と略す。
ハ『池田大作全集』(全150巻、聖教新聞社、1988年~2015年)は『池田全集・第88巻』等と略す。
ニ『評伝 牧口常三郎――創価教育の源流 第一部』(第三文明社、2017年)は、出版社名と発行年を省略する。
ホ 年齢および享年は、満年齢による。
5、引用文の表記について
イ 原則として原文のとおりに表記した。
ロ(趣意)として、要旨をまとめたものがある。
ハ 旧漢字を常用漢字に、旧仮名遣いを現代仮名遣いに改めたところがある。
ニ 一部の漢字については、振り仮名を付けるなど読みやすくした。
ホ 明らかな誤字・脱字、もしくは、現代の表記と異なる場合などは修正した。
ヘ 必要な場合には、〔 〕内に語句を挿入した。
ト 手記については、読みやすさを考慮して、句読点・濁点を付すなどしたところがある。
6、( )内に付した現在の市区町村や学校等の名称は、2021年1月時点のものである。
7、新たに「略年譜」「単行本・論文・巻頭言等」「講義・講演・講話・質問会などの記事」を作成し、
それらを下巻の巻末に付した。
8、所蔵が明示されていない写真は、編纂委員会が撮影したもの、『年譜 牧口常三郎 戸田城聖』
(第三文明社、1993年)から転載したもの、もしくは、所有者の了解を得て掲載したものである。
なお、編集上の責任は、すべて編纂委員会が負うものとする。
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