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もんじゅ(文殊師利菩薩＜もんじゅしりぼさつ＞)は、数々の仏典に登場し、「智慧の菩薩（ぼさつ）」といわれています。
物語の中で、一緒に修行しているアニルとアクシャイの二人は、けんかをしている村人に対して、最初からしかるような一方的な言い方をしている人物として描かれています。
ところが、もんじゅは違いました。じっと村人の姿を見つめ続けて、一人一人のよいところを見つけ、ほめていったのです。
この物語は、そのエピソードをもとにした創作のお話です。
【対象】小学校低学年～中学年
