商品の説明
「儒教ルネサンス」と「仏教ヒューマニズム」の交響――
二人の「行動する知性」が展開する「文明間対話」。ここに「平和の世紀」を創る対話の真髄がある!
◆池田大作
「世界が混迷の度を増す今こそ、“共に認め合い、共に学び合い、共に敬い合う”真の対話の架け橋を、あらゆる文化間に築いていくべきです」
◆ドゥ・ウェイミン
「真の対話には、“相互の尊敬”という要素が不可欠となってきます。さらに、これは難しい挑戦になりますが“差異を称える”という大いなる心根を持つことが大切となってくるのです」
【目次】
第一章 人生の道 学問の道
1.平和行動の原点
2.「偉大な師」をもつ喜び
3.学問の探求と青春時代
4.多様性に満ちた人間交流
第二章 文明の差異を越えて
1.二十一世紀を開く対話の要件
2.変革への挑戦としての対話
3.社会貢献こそ宗教の生命線
4.儒教(じゅきょう)と仏教の交響
5.新しき「文化対話主義」へ
6.「平和の文化」のグローバル化
第三章 儒教ルネサンスと仏教ヒューマニズム
1.儒教と仏教のヒューマニズム
2.「対話の共同体」としての『論語』
3.「仁」と「慈悲」をめぐって
4.「天人合一(てんじんごういつ )」と「宇宙即我」
5.大いなる人間開花へ
第四章 二十一世紀のアジアとアメリカ
1.二つの大国――米中関係の底流
2.「対話の文明」を目指して