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文革時代の中国で青春を過ごし、周恩来夫妻と池田名誉会長の双方と縁を結んだ西園寺一晃氏。
得がたい歴史の証人として、未だ語られていない日中国交正常化の真実を語る。
終戦直後から中日の平和を模索し、努力を重ねてきた周恩来総理。
激しい文化大革命という逆風の中、周総理は日本との関係を重視し苦闘を重ねてきた。そんななか、1960年代初頭から創価学会に注目していた。
「徹して民衆の側に立つ」という一点で、周総理は池田会長に共鳴したのだった。
1968年という日中関係が最大の暗礁に乗り上げた時期に、あえてなされた池田会長の「日中国交正常化提言」。
周総理にとってその勇気ある提言がまさに「闇の中の光」となった。
二人の出会いは1974年12月5日。
それもわずか30分の会見であったが、そこに込められた二人の思いはあまりにも深かった。
「一期一会」の会見がなぜ歴史的意義をもつことになったのか。
そして、池田会長に託された未来への思いとは――。