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120年前、南アフリカで始まったガンディーの非暴力闘争。
祖国インドをイギリスから独立へと導いた「国父」マハトマ(偉大な)になるまでの生涯をかけた闘争に迫る。
若くしてイギリスに留学し、弁護士の資格をとったガンディーは、24歳の時に南アフリカに渡り、人種差別が最も激しい場所で「非暴力」という手段をもって、人権闘争の指導者になった。
やがて「暴力」と「非暴力」は男女の性差に関係すると考えた彼は、その性差を克服するために「母」を志向する。
苦悩する民衆の中に飛び込み、共に生き抜いたガンディーが生涯をかけて残したメッセージは、少しずつ、確実にこの世界を変革していく――。
日本を代表する思想家が迫る、知られざる新たなガンディーの素顔。書き下ろしの力作!