商品の説明
ホイットマンの「詩集 草の葉」が、第三文明選書として発刊。
冒頭、池田大作先生が「『草の葉』によせる」を寄稿されている。
「『草の葉』は私の青春とともにあった。いや、この詩集に青春があったのであろう。
勇気も、未来も、熱情も、青春が必要とするすべてのものが、詩人の祈りとともに、
この一巻にあったといってよい」 (「『草の葉』によせる」より)
【目次】
『草の葉』に寄せる 池田大作
〝人の自主〟をわたしは歌う
黙ってわたしがつくづくと考えたとき
海上の客船で
諸外国に
歴史家に与う
古なじみの大義よ、おん身に
幻像たち
来たるべき詩人たち
パウマノクを出発して
わたし自身の歌
世界万歳!
大道の歌
〝答える者〟の歌
前庭に終わりのライラックが花咲いたとき
おお、船長よ! わたしの船長よ!
計画に失敗したヨーロッパの一革命党員に
獄舎の中の歌い手
十字架のうえにはりつけせられた〝彼〟に
君、法廷で審判される重罪犯人たち
ざらにいる売笑婦に
開拓者たちよ! おお、開拓者たちよ!
紺碧のオンタリオの岸辺で
インドへの航旅
後記