英語版「東洋学術研究」第29号 特集:敦煌と法華経
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【目次】
特集1:「法華経――平和と共生のメッセージ」展 15 周年記念特集
文明間・宗教間対話に果たす法華経展の役割 蔦木栄一
敦煌芸術と『法華経』 趙声良
東洋哲学研究所とロシア科学アカデミー東洋古文書研究所の共同展示活動 イリーナ・F・ポポワ
法華経における譬喩――経典解明のための乗り物として ファリダ・ノール・モフド・ノール
フランス、ヨーロッパにおける法華経の受容 ベルトラン・ロシニョール
特集2:信仰と理性、世界市民と希望――創立者の視点から
信における内在と超越――中世スコラ神学から法華思想へ―― 山崎達也
ヨゼフ・ルクル・フロマートカの人間論 佐藤優
宗教に根を張った学問体系と宗教間対話における信仰と理性――シュライエルマッハー的考察 山脇直司
危機の時代における世界市民の教育 ボイ・チョン・メイン
来るべきものを形作る:想像された未来がいかに現在に影響を与えるかについての学際的な視点 ティル・マルクス
苦悩と死を再考する――宗教、哲学的、人類学的視点
実存的問題としての死――哲学的・宗教的側面から アンドレイ・モロゾフ
宗教とレジリエンス:コロナ禍のブータン中央僧団の役割 ソナム・キンガ
特別てい談:コロナ禍の時代をいかに生きるか 市川裕/石神豊/山岸伸夫
寄稿
ナヴァーイーとジャーミーの世界観の完成におけるサマルカンドの役割 サロヒー・ディロロム・I
研究ノート
『法華経』にみる奏者と音楽 ジョナサン・P・カミングス
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