商品の説明
ゴルバチョフ元ソ連大統領との対談集の聖教ワイド文庫化。
米ソ冷戦を終結させた哲人政治家と、世界的な仏教指導者。人間愛と哲学に満ちた二人の語らいは、世界に大きく反響を広げ、世紀を超えて輝き続けている。両対談者の共通の立脚点は「人間主義」。
イデオロギーや国家の名のもとに「人間」が蹂躙されてきた二十世紀――その教訓を明らかにし、ヒューマニズムが勝利する二十一世紀の道を断じて切り開こうとの両者の信念が、対談の全編に熱くみなぎっている。二十一世紀の平和創造への確かな指針となる一書。
本文庫では、3分冊にし収録。中巻の内容は以下の通り。
【目次】
第三章 宗教――人間の紋章
楽観主義という美質
東洋と西洋が出合うとき
二十一世紀を担う世界宗教の条件
第四章 民族問題の隘路――「開かれた国家」をめざして
新たなるグローバリズムの時代へ
「世界市民」の大いなる舞台
注解