商品の説明
日蓮大聖人の仏法による民衆救済をめざして、一人立った第二代会長・戸田城聖。その真実の姿と、
発展しつづける創価学会の歴史を描いた大河小説。
小説『人間革命』第2版として、活字が大きく読みやすい聖教ワイド文庫版で発刊。
【概要】
昭和26年5月3日、事業の苦難をすべて乗り越え、戸田は晴れ晴れと第2代会長に就任する。
その推戴式の席上、戸田は75万世帯の大折伏(だいしゃくぶく)を誓い、それができなければ遺骸を品川沖に捨てよ、と叫ぶ。
時あたかも日本は講和問題を巡って揺れていた。
その行方を鋭く見つめつつ、学会は新出発したのである。
支部の統廃合、聖教(せいきょう)新聞発刊をはじめ、「学会常住」の御本尊の授与、御書編纂の決定、男女青年部結成、
宗教法人「創価学会」の設立等々、戸田は短日月の間に着々と広布の布陣を整えていく。
7月11日の男子青年部の結成式では、彼は、「ここに集まられた諸君のなかから、必ずや、次の創価学会会長が現れるであろう」と語る。
翌年には、伸一が組織の第一線に躍り出る。彼が指揮する蒲田支部は2月に初の200世帯を超える折伏を達成し、驀進の突破口を開く。
一方、東北の仙台支部が躍進著しく、戸田は地方拠点の強化にも力を注ぐ。
【目次】
烈日/随喜/戦争と講和/前三後一/驀進/布石